累犯障害者と解雇規制を天秤にかけると…
ホリエモンの獄中記、第2弾です。前回の刑務所なう。
思い出すのが、病身の正岡子規。意外と思われるかもしれませんが、
両者は共通しています。なぜか?
- ホリエモンは刑務所、正岡子規は病室で、目に見える世界は極めて限られている(いた)
- ホリエモンは時事オピニオンを、正岡子規は、大量の俳句を残している(いた)
- 両者は献立の記録は、きっちり残している(いた)
いやぁ、おふたりとも、生きる意欲がすごいですねぇ。
網走刑務所博物館 / sendaiblog
"当事者"が見る累犯障害者について
さて、前回のシリーズと比べて、ホリエモンは刑務作業が、板についてきました。
後期高齢者や認知症の服役者に対する介護作業が、割り当てられているようです。
そのせいか、精神疾患を抱えた累犯障害者に関して、「現場」からの考えが述べられています。
刑務作業をさせて、満期が来たら釈放するだけでは、意味がない。
そろそろ専門的なケアや対応をするべきだと。
司法のリソースも費用便益の分析で
管理人は、司法のことは、よく分かりません。
ですが、累犯障害者について専門的な対応を取るとすれば、
司法コストをそっち方面に割く必要が出てくるでしょう。
裁判所の判事や事務職員、その他関連方面の人材などは稀少な資源です。
ということは、システムちっくにできていない労働解雇のような問題と
費用便益分析の問題にかけて、規制緩和の方向に動くのかなぁ、と思ったりします。
労働解雇は、明確なルールのもとに「金銭解雇」にする(金銭で示しておけばシステムちっく)。
司法コストを累犯障害者のような問題に「稀少な資源」を移す。
司法はどうか分かりませんが、労働解雇の規制緩和について、
行政は本気のような…。こんな記事も出てますしね。
2013年3月16日 日本経済新聞:「準正社員」採用しやすく 政府がルール
【関連エントリ】
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【参考文献】
堀江貴文 刑務所なう。
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