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2013年4月11日木曜日

私の嫌いな10の人びと

それを言っちゃぁおしまいよ!







著者の中島先生がおっしゃる「嫌いな人」は次の10のタイプです。
目次からすべてそのまま引用させていただきます。


  1. 笑顔の絶えない人
  2. 常に感謝の気持ちを忘れない人
  3. みんなの喜ぶ顔が見たい人
  4. いつも前向きに生きている人
  5. 自分の仕事に「誇り」をもっている人
  6. 「けじめ」を大切にする人
  7. 喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人
  8. 物事をはっきり言わない人
  9. 「おれ、バカだから」と言う人
  10. 「わが人生に悔いはない」と思っている人





哀哀~灰色的天空~~ / *嘟嘟嘟*




浮世の義理もなんのその!





これらの「嫌いな人」を、別の言葉で言い換えると次のようになります。
(10個が6個になっていますがご容赦を)



  1. 物事をよく感じない、または考えない人
  2. 世間の感受性に漠然と合わせている人
  3. 感受性において勤勉でない人
  4. 「そんなことは考えたこともない」と平然と言ってのける人
  5. 定型的な言葉を使って何の疑問も感じない人
  6. 自分の信念を正確に表現するのに労力を払わない人




「ひねくれもの」が生き延びる?





いわゆる「フツーの社会」では、一般受けしない考え方でしょう。有り体に言えば、
それこそ「嫌われる」と思います。こんな考え方は、何のトクにもなりそうにありません。



ですが、こういう人でもたまに役に立つこともあるようです。
飢餓、疫病、戦争などの極限状態に陥ると、
中島先生好みのようなタイプが生き残るからです。



「なぜか?」と思った人は、「夜と霧」を読むことをおススメします。
オーストリアの精神科医が、実際に第二次世界大戦時における
ドイツ強制捕虜収容所で実際に体験したことが書かれています。





【関連エントリ】


日本人というリスク
夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録
働くことがイヤな人のための本






2013年3月28日木曜日

弱くても勝てます 開成高校野球部のセオリー

『ガンガンいこうぜ』で都大会5回戦進出!








RPGの定番、「ドラゴンクエスト」シリーズではⅣから、AI戦闘モードというシステムがあります。
モンスターと遭遇したとき、主人公以外のキャラについて、
6種類のモードから選んで、自動戦闘をさせる機能です。


  1. 「みんながんばれ」→バランスの取れた平均的な戦闘
  2. 「ガンガンいこうぜ」→最大威力の攻撃手段で総攻撃をかける
  3. 「いのちをだいじに」→仲間が倒れないことを最優先
  4. 「じゅもんをせつやく」→呪文の使用を控えめに戦う
  5. 「じゅもんをつかうな」→呪文を一切使わずに戦う
  6. 「いろいろやろうぜ」→無意味な道具や呪文を使ったりする


本書でサブタイトルにも使われているとおり、
開成高校のセオリーとは、2番目の「ガンガンいこうぜ」です。
相手に10点取られることを前提に15点取って勝ち抜くという発想。
詳しい戦績はコチラまで(高校野球ドットコム)






DSC_0833 / alexxis





「弱くても勝てる」チームの例(フィクション)





個人的に「弱くても勝つ野球」と聞くと、投手をはじめとした、
守備力を鍛え上げる野球をイメージします。業界用語でいうところの「スミ1の野球」です。
具体例は、次のとおり(すべてフィクションの高校ですが)。





学校が、四国一の超進学校で、投手がスーパークレバーな投球術の持ち主。
予選の高知県大会では失点0。甲子園1回戦では、ドカベンこと山田太郎の明訓高校を、
あと一歩で完封勝利というところまで追い詰める。





遊撃手以外はコレといった選手がいないにもかかわらず、
投手がプロ野球のスカウトにひそかに指導を受け、夏の神奈川県大会で7試合に出場し、
防御率は0.60。県大会では、決勝戦まで進出する。






新設野球部のため、部員は1年生のみ。全体的に体も小さく、長打は期待できないが、
「投球バカ」ともいえるほどのコントロールの利いた投手を要としたチーム。
初の埼玉県大会では、5回戦進出を果たす。




セオリーは自ら考えよ!





このように「弱い」チームは、投手中心の守備力重視という定説(?)がある中、
なぜ開成は、超攻撃的な野球をするのか?それを読み取るのが、本書の面白さです。



普段は、当たり前すぎて見逃してしまうようなことについて、
あえて考え抜いて実践することが、「開成野球」の極意なのでしょう。



下の引用は、格上の相手と練習試合で10-5で勝った時にも関わらず、
試合内容に満足しない監督が、選手たちに対して激昂して出た言葉です。


"俺たちは小賢しい野球は、ちょっと上手いとかそんな野球はしない。自分たちのやりたいことを仕掛けて、そのやり方に相手を引っ張り込んでやっつける。俺達は失敗するかもしれない。勝つこともあれば負けることもあるが、勝つ可能性を高めるんだ!これなら国士舘や帝京にも通用するんだよ!"


(P52 2回理屈で守る)





【参考文献】


水島新司 大甲子園 文庫全17巻 完結セット (秋田文庫)






三田紀房 甲子園へ行こう! (1) (ヤンマガKC (884))







ひぐちアサ おおきく振りかぶって コミック 1-20巻 セット (アフタヌーンKC)