ズバリ!Amazonで「せどり」したらなんぼ儲かるか?
Amazonマーケットプレイスで
「どれぐらいの在庫を抱いたら、なんぼ売上が上がるか?」
著者が2年ほど「せどり(古本の転売)」をやって、
感覚的につかんだ数字がハッキリと書かれています(2009年当時)。
- ブックオフの105円の書籍のみをせどり→売上10万円~40万円
- 1.+特別セールの商品もせどり→売上40万円~80万円
- 1.+ 2. + 高額商品もせどり→売上80万円~200万円
ただしこれらはあくまで「売上」であって、「利益」ではないところが要注意。
はっきりと書かれていませんが、本文中の文章から類推すると、
- 粗利益率→50%
- 営業利益率→40%
という感じでしょうか。ちなみにこの営業利益の数字は
著者本人が、せどり稼業から「給料」(小遣い)を受け取ってないということです。
従って、せどりをビジネスと考えたら、実質的な営業利益率は30%ぐらいかなぁ。
大手百貨店の営業利益率が、1%台であるということを考えたら、
かなり「優秀な」ビジネスですね~
Books from amazon / Aurelijus Valeiša
著者は、
- 「予備校講師としての収入が少なくなってしまった」
- 「ローン返済に困って始めた」
- 「古本が好きでなくてもできる」
- 「Amazonを絶賛しているわけではない」
とのことですが、売上の数字や著者の発言を眺めていると、政府が支給するはずの、
所得補償のための「雇用保険」を、Amazonが代わって提供しているような気がしてなりません。
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