注釈だけ読んでも興味深いよ!本としてのつくりが丁寧
【こんな人におすすめ!】
- マルクス経済学に興味がある人
- 労働経済学に興味がある人
- 「働くこと」に疑問を持つ人とか悩みを持つ人
【ガツン!ときた一文】
特になし
【ひとこと】
政治向きの本。あれこれ内容については立ち入るつもりはありません。
いろいろと個人的に「これは!」と思う文章もありましたが、あえてどこかは書きません。
ただし本書は、読みやすい工夫がなされていて
良い意味で手間暇がかかっていると思います。
対談形式の文章の下に注釈が出てて、相対的貧困率の統計数値とか、
マルクス経済学の用語とか説明があります。
そこだけ拾い読みしても、「労働」とか「働くこと」の意味がよくわかります。
この配慮は、佐藤優さんが考えたのだろうか?
【一緒に読みたい本】
池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」
子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)
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