2013年6月12日水曜日

パワークエスチョン 空気を一変させ相手を動かす技術

質問技術のマニュアル本






見た目は、そうでもありませんが、中身は「マニュアル本」です。
特に最初から読む必要もなく、気の赴くままにページをめくり、
自分の心がかなったところで、指を止めましょう。


見出し

ケーススタディ

活用法


で1つの章が6~7ページで構成されているので、気になるところを
読むだけであれば、5分もあれば十分です。



サラリーマンなら営業のプレゼンテーションの前に、就活学生なら重要な役員面接の前
向かう電車やバスの中で、読むのが最も効果的な読み方かと。


なぜなら、この本は主に、自分のことをべらべら話したり、周到な資料を用意して
相手を1時間もかけて相手を説得するだけのようなことは、「全く」勧めてめてない
からです。








Jennifer LeSar and Kathleen Rosenow / LeSar Development Consultants






徹底してマニュアル本






繰り返しますが、この本はマニュアル本です。そのせいか他の本で見られるような、
「はじめに」という著作の意図が、書かれた部分が、存在しません。



そのため、読み進めていかないと、この本が何の目的で書かれているか、
分かりません。「パワークエスチョン」というタイトルと、サブタイトルだけでは、
何となく分かりづらいかもしれません。




あのハーバードでも採用!「ソクラテスメソッド」





本書の意図をもう少し具体的にいうならば、「根本的な質問をする」ということです。
これは、ハーバードビジネススクールで取り入れられている「ソクラテスメソッド」(P40)
で、会話のやりとりを変えていく方法です。



例)
  • 意見を述べる→相手を考えさせる質問をする
  • その道の専門家になる→相手の専門知識を引き出す
  • 知識を共有する→相手の経験を引き出す手伝いをする
  • 言葉の意味を決めてかかる→言葉の意味について質問する


合計266ページに293個の質問が、まとめられてますので、携帯して
「質問ネタ」を繰るのにいいかもしれない。今のご時世ならば、
紙媒体でなく、Kindleにした方が持ち運び等で何かと便利だと思います。




【参考文献】


伊東 明 仕事ができて、なぜか愛される人の「質問術」 PHP








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