教育系ベンチャーの先駆け・e-教室について
ほんとうにいいの?デジタル教科書と同じく、岩波ブックトレットからの出版で、
しかも著者は同じく、一橋大学の新井紀子先生。本書の目次は、次のとおりです。
- 情報共有のすすめ
- 情報共有サイトで何ができるか
- 情報共有サイトをデザインする
- 「e-教室」と「WILL」-ケーススタディ
- 持続的な運営のために
- 「教育の機会」の現在
この本が出版されたのは、2003年です。10年前ならば「情報共有とは?」と言われても、
一般の人が、気軽に使えるものは、あまりなかったのではないでしょうか?
Working & learnig together / xdxd_vs_xdxd
「タダ」に近くなってきた情報共有のお値段
2013年の現在、情報共有のためのツールと言われると、
いくつか例を挙げることができます。
特に考えることなく、思いつきのまま書いても、4つも出てきました。
ちゃんと調べれば、もっと出てくるはず(多分)。
これだけ雨後の筍のごとく、ニョキニョキとグループウェアが誕生するのは、
記憶装置の容量の価格が、飛躍的に下がっているのも一因でしょう。
オンラインが当たり前の「通信添削」
それでは、こんな「大昔」の本には、読む価値はないのでは?
いいえ、そんなことはありません!通信技術としての「学びの場」に注目するのではなく、
教育技術としての「学びの場」に注目してください。
これらは、教育系のベンチャー企業の中でも、先生が生徒に対して、
課題を与えて、二人三脚で学習を深めていく「通信添削」のサービスに特徴があります。
ドットインストールもLarnistも、「e-教室」(ちょっとネーミングは古いが…)の
「子孫」のような存在です。Web上で通信添削サービスをするのって、
ずいぶん前からあったんですね…。
今、管理人は、Web上で通信添削サービスを企画しています。ネタはミクロ経済学で。
【関連エントリ】
ほんとうにいいの?デジタル教科書
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