2013年6月22日土曜日

図解&場面でわかるプロ教師の「超絶」授業テクニック

ドットインストールの通信添削と比べてみた!






最近、ドットインストールが熱い!
ITメディアを見ていると特に探すまでもなく、ちらほらと情報が流れてきます。






そのドットインストールに有料の通信添削コースがあります。先日、個人的にその中の、
初級JavaScript はじめての実践プログラミングを受講してみました。



そのあとに本書を読んだので、指導に対する考え方が、「かぶっているな~」と感じることが、
ありました。もっとも、有料コースなので、通信添削の画像を張り付けるのも、
どうかと思います。本書のテクニックを引き合いに出しながら、通信添削
受講した感想を述べていきたいと思います。








指導のコツは同じ!リアルの授業とWebの通信添削




"「分かる」というのは、新しい情報を既知の情報と照らし合わせて、自分の頭の中の棚に入れることです。"

(P115)


通信添削サービスは、新しい情報(指導サービス)を取り入れて、
最終的に自分(サービスの受け手)が「分かった!できる!」という状態になることを目指します。



そのためには、まず既知の情報が十分にある必要がありますが、
JavaScriptだけでも2レッスン51回の動画が用意されています。



"一度に複数の情報を与えると整理しづらい。→確認しながら進む。"
(P117)


課題には、プログラミングを行う上で重要なポイントが、いくつも込められています。
そのポイントは初学者にとって、何種類もの問題が重なり合うように見えて、
とても複雑に感じます。



お金を支払って教えてもらっている気楽さから、「これ、どーするんですか?」と
大ざっぱな質問を出しても、ヒントはひとつしか教えてもらえません。



添削をする側からしてみれば、一度にまとめてヒントを出した方が、手間がかからず
ラクそうなものでですが、ドットインストールの先生は手を抜いてくれません(苦笑)。



”解法の為の着眼点と手順を簡潔に提示する。(メタ解法)"
(P116)


これは、ドットインストール独自のサービスというより、プログラミングの学習をするときに
全般的に見られるコツのような気がします。
プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう! でも、
最初のうちは、問題点を小さく切り分けて、自然言語による解法を自ら書くように勧めています。



いわゆる「スモールステップ」というやつですね。通信添削の各課題には数多くのヒントが、
備え付けられています(といっても答えが即出るようなものではなかったが)




「教育サービスを…」という人に





本書は、まだ義務教育を終えていない小・中学生を想定して書かれています。
従って大人でも受講できて、かつ教える内容を限定したドットインストールのサービスと、
一律に比較することはできません。



しかし、教科指導の考え方については、重なっている部分があるので、
これから教育サービスをはじめようとか、お金を支払って教育サービスを受けてみよう
という大人の人が、読んでもおもしろいんじゃないでしょうか?



【参考文献】


V.Anton Sppraul
プログラマの考え方がおもしろいほど身につく本 問題解決能力を鍛えよう! 
ASCII








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