読みやすい本ではないがテクノロジーについて真正面から説明
以前、機械との競争という本について、取り上げてみました。
タイトルの通り、機械が人間の職域に侵出しはじめていることを
いろいろ説明して、それにどう対処するかというお話です。
ただ、この方のブログにある通り、じゃあ「これから人間はどうすればいいの?」
ということについては、踏み込みがイマイチな気がしました。そこで読んでみたのが、本書です。
Technology: Headlights / Tom Mascardo 1
テクノロジーを読み解く3つのカギ
当然、これを読めば失業対策はOKとか安定した雇用が確保されるとか、
そういうものは掴めませんが、機械(テクノロジー)が進化したときに、
人間がどういう風に付き合うべきか、歴史の実例を交えてヒントを提示してくれています。
- テクノロジーは要素の組み合わせであり、
- その要素自体がテクノロジーであり、
- 自然現象の利用である
航空機制御や電気的現象など、「理系」な難しいことも書かれていますが、
この3つのポイントを押さえておけば、人間の「取るべき次の行動」が浮かんでくるように、
内容が構成されています。
【関連エントリ】
機械との競争
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