小飼弾≒中島義道!?
この本の内容を一言で説明するなら次のとおりです。
"本を通して自分で自分を救う仕組みがつくれれば、人生をかなり楽に生きていけるでしょう"
(P5はじめに)
そのために、どうすれば良いかというと、これも次のとおりです。
- 自分を読む。すなわち、本を通して、今まで気づかなかった自分の可能性(あるいは限界)を発見し、突破していく鍵を得ること。
- そして、その方法は、君自身が見つけ出す独自のものでなければならない。
(P5はじめに)
Reading(読書) / panDx1
"読自"には孤独が必要
「方法」で語られているように、小飼さんの主張として、
本の読み方は、独自のものでなければならないそうです。
独自なので、必ずしも人と群れる必要はなく、基本は一人で読み切ることになります。
この独自を置き換えると、「孤独」とも言えます。
"僕は「皆さん、もっと孤独の時間を大切にしましょう」「堂々と孤独でありましょう」といいたい"
(P151 CHAPTER4アウトプットすれば知恵はもっと身に付く)
小飼弾と中島先生の共通点
小飼さんの「読自」論を読んでいると、中島義道先生の「孤独」論を思い出します。
本書を読み進めていくと、おふたりの考えがつながっているなと感じます。
- 中島先生→世間の感受性に漠然と合わる必要はない
- 小飼さん→無理に「リア充」を装う必要はない(P167)
- 中島先生→思考停止に陥るな。目の前の事柄を当たり前と思うな
- 小飼さん→モノも思考も、循環させることが必要
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