需要と供給が一致する現役最古の100歳サラリーマン
昨日、当ブログで、こんな記事を書きました。
じゃあどう働けばいいんですか?2・26事件を知る現役最古のサラリーマンに学ぶ!
「100歳サラリーマン」というだけでも、タイトルに値しますが、
なぜ福井福太郎さんは、世間から一定の「評価」を受けるのでしょうか?
Tokaido line with 120th headmark / woinary
福太郎さん働ける「他の理由」
- 序章 辻堂から神田まで、僕の毎日。
- 第1章 昔えらかったとか、えらくなかったとか、どうでもいいことなんです。
- 第2章 100歳まで働けるなんて、ありがたいよ。
- 第3章 働き続けるのは、それが本能だからだよ
- …
(という感じで飄々とした感じの見出しがあと6つ続く)
これらの見出しを見ているだけでも、「なるほどな!」と思ったりしますが、
福太郎さんが 「評価」を受けるのは、飄々とした性格以外にもあるような気がします。
「割高給料のジョブ」はしていない福太郎さん
個人的には、福太郎さんが「評価」を受けている理由は、
年功序列・終身雇用のラインから、すっかり外れて、
割高な給料はもらっていないからだと思います。
給料の額こそ書かれていませんが、福太郎さんによる労働供給と
勤め先の会社の労働需要が、見事に一致しているような感じです。
言い換えると、福太郎さんの生産性が、支払われる給料と合致しているんでしょう。
"9時半頃に会社に着くと、同僚の皆さんと宝くじの仕事をして、お昼を食べてからまた少し仕事をして、午後1時半ごろには会社を出ることにしています。"(P21 序章)
"ですから、96歳ぐらいの時に、いい加減にもう歳を取りすぎたから、会社を辞めようと思ったこともあるんです。でも退職を申し出たら、親友の未亡人でもある今の会社のオーナーが「ずっといてほしい。福井さんが会社に来てくれるだけでいい」と言ってくださったので、その言葉に甘えて働かせていただいている、というわけなのです"
(P22 序章)
年功序列の賃金制度をなくなっててしまえば、需要と供給で決まる
柔軟的な労働市場が発達して、多様な働き方ができるのではないでしょうか?
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