2013年8月5日月曜日

謎の独立国家ソマリランド  そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア

やはり違った農耕の民・日本人と遊牧の民・ソマリ人






日本から遠いアフリカ大陸の民族でも、ひょっとしたら日本人と気質が
似通うようなところがあったら、おもしろいな・・・と思って、
読んでましたが、その期待は見事、打ち破られました。



ソマリ人は、元々は砂漠の遊牧民で、何事も即断即決。自己主張はとても激しいらしい。
何しろ水や草のない砂漠では家畜を、いつまでも一か所にとどめておくわけにはいきません。
水を見つけたらすぐに飲ませる。でないと他の遊牧民にとられてしまいます。






Ksar Ghilane / veroyama






何事も即断即決のソマリ民族





現代のソマリ人が、必ずしも遊牧民をやっているわけではありませんが、
昔、ほとんどが遊牧民だったころの気質が、今でも残っています。


  • 質問を受けたら都合の悪いことでも率直に即答(P35)
  • 物乞いはしない。物乞いをするくらいなら盗む(P41)
  • 自己主張がとても強い。ネコを撮影しても関係ないおっさんが「カネを払え!」という(P42)
  • 離婚も超速。バツイチは当たり前。バツ2、バツ3も珍しくない(P211)


とにかく、日本人と違いすぎて笑えます。
アフリカ好きでなくても、辺境旅行好きでなくても、読んでおく価値あり!






0 件のコメント:

コメントを投稿