2013年11月13日水曜日

規制改革で何が変わるか

「間接統治」から「直接統治」の国へ






「もしも規制改革ができたら」→「役所の出先機関が専用サーバー置き場になる」



というのは、今まで国は、法人(会社など)を通じて間接的に
個人を管理(給付、費用の徴収)していたのが、
すべて国が個人を>直接、管理することになるから。





RIMG1316 / vaboo.com



社会保険料の徴収と雇用保険の給付





特に、労働・年金などの社会保障分野が、
「間接統治」から「直接統治」に置き換わるような気がします。
具体的にいくつか考えると、次のような制度が考えられるでしょう



  • 「社会保険の保険料徴収事務」


〔改革前〕
源泉徴収制度に基づいて国が企業を通じて、間接的に保険料を徴収



〔改革後〕
社会保障番号みたいなものをつくって国が国民から、直接的に保険料徴収




  • 「雇用保険の給付」


〔改革前〕

不景気で大量の失業者が出そうなとき、雇用調整助成金を企業に支給



〔改革後〕
不景気で大量の失業者が出そうなとき、
企業を通じた助成金は支給せず、失業者に、直接支給

(個別の失業給付の上乗せをする。労働者の就業移動を促すため、
企業に助成金を支給しないことがミソ)




「直接統治」のための窓口はコンピューター






これらの「直接統治」による爆発的な事務量の増加は、
人手に負えるようなシロモノではなさそうな気がします。



従って行政の末端事務はすべてコンピュータが担うことになるんちゃいますか?
だから「役所の出先機関」は、ペーパーや文書棚のかわりに、
サーバーやラックが、占拠する
と思います。



もちろん事務ペーパーの提出は、機械 or Webを通して、
国民のセルフサービスということで。



あと人間の公務員は、コンピューターのメンテナンス部門と、
企画部門に重点配置されると思います。







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