「作って」「売って」「回収して」、電子書籍の概要本
副題にあるとおり、
「紙との差、規格の差を乗り越え」て、
電子書籍を「作成」、「流通・販売」するためには、
どうすれば良いかということが本書のテーマです。
さすが、理系に強いオーム社といった感じです。
見慣れない用語もたまにありましたが、
文章を行きつ戻りつしていると、しっかり最後まで読めました。
本社の概要をザクッと述べると、
1.作成(EPUB、.book、XMDFなどのファイル)
2.流通・販売(Kindle、itune、ソニー、Googlebooksなどのプラットフォーム)
ともに、色々なファイル形式、プラットフォームが存在し、
販売時の掛け率もまちまちです。
どの勢力がもっとも大きいのかもはっきりしません。
紙の書籍のように、文章主体の電子書籍は、
日本の大手出版社や大手書店、印刷会社なども、
影響力を持つと考えられます。
GalaxyでKindle / HIRAOKA,Yasunobu
ただし、付加価値を加えた場合、個人、零細、中小事業に
参入する余地があると考えられます。
個人的には「書籍に満たない書籍」のような
「ニッチ」な分野を電子書籍化することについては、
小が大に伍していくことが、できるように思います
最後に、数人若しくはわずか1人で
電子書籍の出版を行っている会社が、
あることは、新鮮な驚きでした。
The Pragmatic Bookshelf→社員数人
株式会社達人出版会→社員は社長1人のみ
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