2013年10月14日月曜日

脱社畜の働き方 会社に支配されない34の思考法

「失敗」とか「成功」とかにとらわれない思考法






著者である日野さんの、「脱社畜ブログ」は、記事が更新されるたびに、
読ませていただいています。個人的にブログをカテゴライズさせてもらうと、
ざっくりと次の3つに分けられると思います。


  1. 日本の雇用慣行
  2. 日本人の労働観
  3. その他(起業・大学生活など)


このうち1.と2.は、ブログも本(特に1章・2章)もだいたい同じです。
どちらかを読んでいれば、どちらかは、「速読」ができると思います。




the commute / Chris_J





日野さんが失ったもの→「ほとんどなし」





脱社畜ブログのほとんどに目を通してしまった方にとっては、3章から読むことがおススメです。
こちらには、日野さんが学生時代に開発していた、Webサービスや
ソーシャルゲームの内容が、具体的に書かれています。



といっても、すべて失敗の記録です。「コレやって大当たりしました!」、
というものではありません。しかし、読んでいてつくづく感じるのは、



「失敗したからといって、失うものってほとんどあらへんよな~」



ということ。強いて言うなら、日野さんが失ったものって、時間くらい?




成功しなくてもできる「プライベートプロジェクト」






従来の「商売」とか「ビジネス」といえば、例え小さい規模と言えど、



  • 融資か自己資金で、
  • 販売権を購入して
  • 店舗を確保して、
  • 在庫を抱いて、
  • 労働力を確保して…



という感じで、リアルにヒト・モノ・カネが動き、
これらが滞留すると、「アウト」で敗者復活が困難な状態になります。



しかし、日野さんも後半の章で触れている、「プライベートプロジェクトのすすめ」では、
これらの「重い条件」は、ほとんどありません。



って書くと、何か怪しい情報商材の販売のように聞こえるかもしれませんが、
管理人は、そんなこと全く感じませんでした。



なぜなら、本当に「タダ」もしくは「タダ同然の価格」で商売を始められる素材が、
Web上に転がっていて、日野さんは、それらを紹介しているだけだからです。



「脱社畜?なにそれ~?そんなんできんの~?」と感じている方でも、
本書を読むと「説得された…」というより、「納得した!」という感じになれると思いますよ。




【関連エントリ】


未来の働き方を考えよう 人生は2回生きられる
働くことがイヤな人のための本
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法










0 件のコメント:

コメントを投稿