どうすれば人に使ってもらうWebサイトが作れるか?
管理人が本書を知るきっかけとなったのは、こちらのブログ記事です。
思わず「うんうん」とうなずいてしました…。
Webサイトを作っていると、作る方に夢中になってしまい、
つい独りよがりなってしまうんですよね…
IDEA*IDEAの管理人である田口さんが運営している、ドットインストールと
管理人が今、作っているWebサイトでは、天と地ほどに差はあります。
しかし、天と地ほどの開きがあるうちに、周りの意見を取り込んで、
ニーズに応じたサイトづくりをしないと…。
誰にも見向きもされないWebサイトはやっぱりイヤですからね~。
ユーザーのニーズをひっくり返すのは不可能
もちろん「つくるのが趣味!!!」という人も、いらっしゃると思います。
そういった方は、この本を読むのは不要でしょう。しかし「人に使ってもらうものを作りたい」
と考える人であるならば、本書は必読でしょう。
確かにいくら使ってもらいたいからといって、
人に意見を聴いて回ったり、手直しを繰り返すのは面倒な話です。
しかし、Webメディアのユーザーはほとんどが
「自分が見たいと思ったものしか見ない」(P252)のも厳然たる事実です。
来たれ!ヤル気のある初心者
本書は、
- 「友人知人でいいから」
- 「5分でいいから」
- 「簡易でいいから」
とあの手、この手でWebサイトのユーザビリティテストの有効性を説いています。
なおかつ、ただ理論を説くだけでなく、そのテストの方法について、
事細かく解説してくれているので、「ヤル気のある初心者」にとっては
大変、懇切丁寧な構成になっていると思います。
ただし実践するためには2~3回読めばいいというものではなく、
繰り返し読み返さねばならないでしょう。
【参考文献】
トム・ケリー
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
早川書房
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