「下流工程」の「売り方」に重きを置く本
電子書籍と聞いて、管理人が、真っ先に思い浮かぶのは、
「制作、流通を含めて、どうやって作るんだろ?」ということです。
最終的に、「本を販売する」ということが、目標になると、
「作り方」とは、「上流工程」のことを指すと思います。
本書のタイトルは、「作り方・売り方」となっていますが、
どちらかというと、「下流工程」である「売り方」に、重点が置かれていると思います。
その中でも特に、ibooks形式のファイルにもとづく、
Apple・Appstoreでの、販売について、多くの紙幅が割かれています。
iPad 3G and iPad Wi-Fi / Yutaka Tsutano
「つくり方」については、多少聞きかじったものの、
「売り方」については、全く知識がなかったせいか、
次に挙げる4つの点が、難しいように思います。
- 為替変動
- 消費税の徴収と仕入額控除による還付手続き
- 米国納税者番号の取得
- 出品審査
AmazonのKindleにおける、電子書籍の販売についても、掲載されていましたが、
上記のうち1~3については、同じことだと思います。
ただ、4の出品審査については、Amazonの方が、お手軽そうです。
なので、個人的には、ibooks形式ではなく、EPUB形式で電子書籍を作って、
売ろうかと考えてます。
あと、電子書籍で生き残る技術によれば、
Googleブックスでも電子書籍の販売プラットフォームを持っているので、
こちらについても、リサーチせねば(笑)
【関連エントリ】
電子書籍で生き残る技術?紙との差、規格の差を乗り越える?
【参考書籍】
川崎 堅二 電子書籍で生き残る技術−紙との差、規格の差を乗り越える− オーム社開発局
林拓也 EPUB 3 電子書籍制作の教科書 技術評論社
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