それを言っちゃぁおしまいよ!
著者の中島先生がおっしゃる「嫌いな人」は次の10のタイプです。
目次からすべてそのまま引用させていただきます。
- 笑顔の絶えない人
- 常に感謝の気持ちを忘れない人
- みんなの喜ぶ顔が見たい人
- いつも前向きに生きている人
- 自分の仕事に「誇り」をもっている人
- 「けじめ」を大切にする人
- 喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人
- 物事をはっきり言わない人
- 「おれ、バカだから」と言う人
- 「わが人生に悔いはない」と思っている人
哀哀~灰色的天空~~ / *嘟嘟嘟*
浮世の義理もなんのその!
これらの「嫌いな人」を、別の言葉で言い換えると次のようになります。
(10個が6個になっていますがご容赦を)
- 物事をよく感じない、または考えない人
- 世間の感受性に漠然と合わせている人
- 感受性において勤勉でない人
- 「そんなことは考えたこともない」と平然と言ってのける人
- 定型的な言葉を使って何の疑問も感じない人
- 自分の信念を正確に表現するのに労力を払わない人
「ひねくれもの」が生き延びる?
いわゆる「フツーの社会」では、一般受けしない考え方でしょう。有り体に言えば、
それこそ「嫌われる」と思います。こんな考え方は、何のトクにもなりそうにありません。
ですが、こういう人でもたまに役に立つこともあるようです。
飢餓、疫病、戦争などの極限状態に陥ると、
中島先生好みのようなタイプが生き残るからです。
「なぜか?」と思った人は、「夜と霧」を読むことをおススメします。
オーストリアの精神科医が、実際に第二次世界大戦時における
ドイツ強制捕虜収容所で実際に体験したことが書かれています。
【関連エントリ】
日本人というリスク
夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録
働くことがイヤな人のための本
0 件のコメント:
コメントを投稿