2013年12月10日火曜日

(009)産後クライシス (ポプラ新書)

日本人全体の「時間当たりの生産性」を上げる必要があるのでは?







題名にある産後クライシスとは、以下のように定義されます。


"出産から子どもが2歳ぐらいまでの間に、夫婦の愛情が急速に冷え込む現象"


(P29)

詳しくは、こちらまで↓
NHK 生活情報ブログ "産後クライシス"ひょっとしてあなたかも




baby stoner / istolethetv




男性も女性も子育てには「時間」が必要



ここからが、管理人の個人的な感想です。
産後クライシスを克服するために、従来からの、働き方と家庭運営の関係を
考え直す必要があるのでしょう。そのためには「時間」という名の原資が必要かと。



とすると「1時間当たりの生産性」を引き上げないと、「時間」は捻出できない。
しかしブルームバーグの記事を見る限り、勤労者全体の「基本給」が低くなっています。


Bloomberg.co.jp 「所定内給与」が17カ月連続減、パート増で-残業代や賞与は増加 (2)



あと、この本にも書いてあるように、「大企業」・「正社員」・「男子」・「長期雇用」に偏った
「年功序列」・「終身雇用」の建前も、変える必要があるように感じます。



【関連エントリ】


日本成長戦略40歳定年制 経済と雇用の心配がなくなる日










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