2013年12月2日月曜日

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

ホリエモンが「ゼロ」の状態から「働くこと」を考えた







「働くこと」の意味を考えさせられる本です。ホリエモンは読者に向かって、
ただ漫然と時間を、切り売りすることについて問い直しを迫っています。


"多くのビジネスマンは、自らの「労働」をお金に換えているのではなく、そこに費やす「時間」をお金に換えているのだ。" 

(P120)


"自分の時間を差し出しておけば、月末には給料が振り込まれる。…そんなものは仕事ではないし、働いていても楽しくないだろう。"

(P121)


"人生が豊かになっていない根本原因は、なによりも「時間」だ。"

(P121)




Blas Family Vacation 2009 / D.B. Blas




自分の時間は自分が生きることに使おう!







「自分の時間は自分で使おう」というテーマは、他の著作でも語られています。
「お金と時間」は、「働き方本」における鉄板テーマです。



しかし、だからといって、本書が二番煎じの本かと言えば、
そうではないと思います。



それだけ人間は、たとえ「お金のため」とは言えど、
「人に強制させられる」ことが、大っ嫌いな生き物なんなんでしょう。



それだけにホリエモンの語り口は人間の本質をついており、
刑務所の収監前も収監後も、「働き方」に関する考え方は、
ぜんぜんぶれていないと思います。
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【参考文献】


モモ (岩波少年文庫(127))





金持ち父さん貧乏父さん





未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる





働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)













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