2013年12月6日金曜日

歌舞伎町案内人 (角川文庫)

「キャッチ」ではありません。「ガイド」です!







「ガイド」という商売の本筋がよく分かった。
それは、李小牧という人間の明るい笑顔と、決して弱みを握らせない
遵法精神に基づいている「哲学」だと思う。



その「哲学」のためにヤーさん・マフィア・警察
その他もろもろとうまく立合い、生き残っている感じがよく伝わりました。



血と汗と涙、あと言葉にするのは、ちょっと恥ずかしい人間の体液などが
相まみえる新宿歌舞伎町であるからこそ、「哲学」や機転の良さが光ります。




歌舞伎町一番街 / Kobetsai




徒手空拳で身を起こすつもりの人におすすめ





先日書いた、スイッチ! ~ 「変われない」を変える方法 ~ともかぶりますが、
「何か大きな問題にぶつかってどうしたら良いのか分からん」
悶々と苦しんでいる方が、読んでみるのも良いのではないでしょうか?



李小牧さんも、


  • お金ない
  • 日本語分からない
  • 在留期限も限られている



という状態から日本の永住権を取得して、
今は湖南料理の中華レストランを経営されてるらしい。




【関連エントリ】


スイッチ! ~ 「変われない」を変える方法 ~








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