確かに暇人のものには変わりはないが・・・
"本書では「頭の良い人」ではなく、「普通の人」「バカの人」がインターネットをどのように利用しているのか?リアルな現実を、現場の視点から描写する"
(表紙裏の紹介文より)
「現場の視点から描写」しているせいか、守備範囲がとても広い!
- 時事ネタ
- 芸能ネタ
- スポーツネタ
- コンシューマ製品ネタ
- エロネタ
etc etc etc etc....
なおかつ、モノの見方も前からだけではなく、
- 「右」
- 「左」
- 「後」
- 「下」
など様々。本書が出版されているのは、2009年4月です。
webの世界で4年前のことと言えば、はるか昔のことのように感じますが、
人間の考え方やモノの見方などは、ち~~~~っとも変わらへんと実感します。
Work desk / Cory Schmitz
今も昔も変わらず…だが
「中川淳一郎さんてさすが世相に詳しいなぁ」。
そう思って繰り返し読んでいると、ちょっと状況が変わってきているかな?
というところもあります。
”(中高年で手持ちぶさたにしている人について)「これからは完全実力主義の時代が来る」といった専門家の指摘は、どこか他人事で現実に即していない。何しろ、実力のある人しか会社が雇用しないのであれば、それこそ5割の社員は首を切られてしまうだろう”「実力主義」ということばにはまったく現実味がないのである”
(P227「第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない」)
仕事がなくなったら暇人の状況はどうなるか?
「これからは完全実力主義の時代が来る」といっても、強力な根拠があるわけではありません。
ただ日頃、週刊東洋経済の特集を組んだ雑誌を読んでいると、
そんな気になってしまうのかもしれません。ご興味のある方は、【関連エントリ】をどうぞ!
【関連エントリ】
今週の週刊東洋経済 2013年3月2日号
特集 2030年 あなたの仕事がなくなる
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