2013年1月29日火曜日

今週の日経ビジネス 2013年1月28日号

「ネット化する」地球人はサイヤ人を超えるか(笑)



今週の日経ビジネス 2013年1月28日号



最近は、「今週の○○○」シリーズは、週刊ダイヤモンドか、
週刊東洋経済から取り上げることが多かったのですが、
今週は日経ビジネスについて感想文を、書いてみようかと思います。



日経ビジネス 2013年1月28日号に関して、
中央大学・理工学部の竹内先生のつぶやきが、twitterのタイムライン上で目に入って、
読んでみたら、なかなか面白そうだったからです。



検索サービスに追加された"Knowledge Graph"




最近、「ぐぐっている」と、検索結果の表示が、変わるようになったことに気がつきました。
どうやら、昨年末あたりから、Googleの検索サービスに追加されたらしいです。



例えば、「東京スカイツリー」で検索をすれば、画像や住所、概要などが、
このように表示されます↓(はじめはWikipediaのサービスかと思った)



東京スカイツリー検索結果




Googleの検索担当上級副社長、アミット・シンガル氏の発言を読むと、
"Knowledge Graph"機能の意図がよく分かります。



"(より的確な検索結果の)究極のゴールは人びとの完璧なアシスタントになること。完璧なAI(人工知能システム)を築き、人がどのように考え、動き、判断するのかを理解しなければ実現できない"

(P28 カッコ内は管理人が推測して挿入)


以前、何かの本か雑誌でGoogleのミッションは、「この世の知識地図を作ることである」
読んだことがあります。"Knowledge Graph"は、まさにその通りのことをしている感じです。



ドラゴンボールのサイヤ人? "Project Grass"




昔、漫画・ドラゴンボールで、地球を征服しにきたサイヤ人たちは、
片目にへんちくりんなグラスをかけていました。彼らはそれを「スカウター」と呼び、
人間の「戦闘力」を計測して、グラスに表示させていました。



Googleが開発している "Project Grass"は、「戦闘力」の計測はできないようですが、
使用している人間の意図していることを、一瞬で表示させることができるようです。







本誌でも言及されていますが、近い将来、次のようなことが起こりそうです。


  1. コンピューターへの命令はタッチスクリーンではなく、音声入力が主力になる
  2. 人間のコンシュルジュ(執事)はコンピューターが行うようになる
  3. 従って、情報に対する意味付け意味の構造化が、重要度がますます高まる


3は、セマンティックWebとか、メタデータ技術に関することなんでしょうが、
なんせ「目に見えにくい」ものですから、管理人は、気の利いた説明ができません。



【参考文献】にあげた本を一度借りて読んでみましたが、
見慣れない横文字を連発されて、期限内に読み切ることができませんでした。
もう一度借りて読んでみます…(泣)




【関連エントリ】


集合知プログラミング



【参考文献】


鳥山 明 DRAGON BALL(全42巻セット) (ジャンプコミックス)DRAGON BALL(全42巻セット) (ジャンプコミックス)


DRAGON BALL(全42巻セット) (ジャンプコミックス)



曽根原登 赤埴淳一 岸上順一 メタデータ技術とセマンティックウェブメタデータ技術とセマンティックウェブ 東京電機大学出版局


メタデータ技術とセマンティックウェブ



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