「ネット化する」地球人はサイヤ人を超えるか(笑)
最近は、「今週の○○○」シリーズは、週刊ダイヤモンドか、
週刊東洋経済から取り上げることが多かったのですが、
今週は日経ビジネスについて感想文を、書いてみようかと思います。
日経ビジネス 2013年1月28日号に関して、
中央大学・理工学部の竹内先生のつぶやきが、twitterのタイムライン上で目に入って、
読んでみたら、なかなか面白そうだったからです。
検索サービスに追加された"Knowledge Graph"
最近、「ぐぐっている」と、検索結果の表示が、変わるようになったことに気がつきました。
どうやら、昨年末あたりから、Googleの検索サービスに追加されたらしいです。
例えば、「東京スカイツリー」で検索をすれば、画像や住所、概要などが、
このように表示されます↓(はじめはWikipediaのサービスかと思った)
Googleの検索担当上級副社長、アミット・シンガル氏の発言を読むと、
"Knowledge Graph"機能の意図がよく分かります。
"(より的確な検索結果の)究極のゴールは人びとの完璧なアシスタントになること。完璧なAI(人工知能システム)を築き、人がどのように考え、動き、判断するのかを理解しなければ実現できない"
(P28 カッコ内は管理人が推測して挿入)
以前、何かの本か雑誌でGoogleのミッションは、「この世の知識地図を作ることである」と
読んだことがあります。"Knowledge Graph"は、まさにその通りのことをしている感じです。
ドラゴンボールのサイヤ人? "Project Grass"
昔、漫画・ドラゴンボールで、地球を征服しにきたサイヤ人たちは、
片目にへんちくりんなグラスをかけていました。彼らはそれを「スカウター」と呼び、
人間の「戦闘力」を計測して、グラスに表示させていました。
Googleが開発している "Project Grass"は、「戦闘力」の計測はできないようですが、
使用している人間の意図していることを、一瞬で表示させることができるようです。
本誌でも言及されていますが、近い将来、次のようなことが起こりそうです。
- コンピューターへの命令はタッチスクリーンではなく、音声入力が主力になる
- 人間のコンシュルジュ(執事)はコンピューターが行うようになる
- 従って、情報に対する意味付けや意味の構造化が、重要度がますます高まる
3は、セマンティックWebとか、メタデータ技術に関することなんでしょうが、
なんせ「目に見えにくい」ものですから、管理人は、気の利いた説明ができません。
【参考文献】にあげた本を一度借りて読んでみましたが、
見慣れない横文字を連発されて、期限内に読み切ることができませんでした。
もう一度借りて読んでみます…(泣)
【関連エントリ】
集合知プログラミング
【参考文献】
鳥山 明 DRAGON BALL(全42巻セット) (ジャンプコミックス)
曽根原登 赤埴淳一 岸上順一 メタデータ技術とセマンティックウェブ 東京電機大学出版局
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