「いじめ・体罰」とWebの比較~「閉鎖空間」と「開放空間」
"学校では、これまでの何の縁もなかった同年齢の人々をひとまとめにして(学年制度)朝から夕方までひとつのクラスに集め(学級制度)強制的に出頭させ、全生活を囲い込んで軟禁する(実質的に強制収容所の義務教育)"
「あ~あ、言いにくいことをモロに言ってもうた…」という感じですwww
(引用文を用いるときは、引用箇所を明示すべきですが、過去の読書帳を見ていると、
何ページの記述であるか、抜けていました。調べておきます)
でも著者の内田先生は、単に批判だけでなく、ちゃんと解決策も提案なされてます。
第1章から第4章までは、見なれない言葉と概念がいっぱいでてきて、
「もう読むの止めよっか」と思うぐらいでしたが、
- 第5章 学校制度が及ぼす効果
- 第6章 新たな教育制度
に入ってからは、かなり本気モードで読めました。
具体的提案として「教育バウチャー」を原資とし、小さな子どもから高齢者まで、
「学問習得系」と「技能習得系」に分けて、教育を受ける権利を保障することです。
最近web上で教育サービスが、たくさん出現していますが、
新規の民間業者でも、参入余地が十分に大きいと思います。
ShareWis~学びが見える無料学習サイト
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School Construction Funding Announcement / MDGovpics
ブログに載せた理由
今回、この本の感想文を、(なかば強引に)ブログに用いたのは、
何かと世間を騒がせているこの話題が、気になったからです↓
脱社畜ブログ~「体罰」に教育的な効果はない
「いじめ」も「体罰」も、「閉じられた空間」で、行われているんじゃないかなぁ。
管理人は、この「閉じられた空間」と対をなすのが、「オープンソース」という言葉に象徴される、
Webの「開かれた世界観」だと考えています。
たびたび当ブログでは、「オープンソース」の効用を紹介し、「目の前が明るくなるような技術」の
発展を紹介してきました。ついでに、ミクロ経済学のブログも運営しておりますので、
こういう、「閉じられた空間」での出来事は、いろいろと考えさせられます。
経済学の本を読むと、開かれた世界での技術進歩は、
人間の生存可能性を広げていくことが、よく記述されているからです。
(逆にその部分を見落とすと、経済学は「陰鬱な科学」と言われてしまう)
もっとのびのびとした、明るい記事を書きたいですねぇ~。
とっちらかった文章でスミマセン!
【関連エントリ】
おちゃらけミクロ経済学~規模の経済と規模の不経済(おまけ)
おちゃらけミクロ経済学~限界収穫逓減の法則その4
バイオパンク-DIY科学者たちのDNAハック
MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
【参考文献】
桑田真澄 心の野球―超効率的努力のススメ 幻冬舎
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