2013年1月2日水曜日

ソーシャルラーニング入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命

誰でもはじめられる「YouTubeラーニング」のすすめ


ソーシャルラーニング入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命



本書の目次は、以下の通りです。


  • 第1章 学びをめぐる変化の機運
  • 第2章 オンラインコミュニティの流儀を取り入れる
  • 第3章 ストーリーを共有すると仲間が見えてくる
  • 第4章 マイクロシェアリングによる健全な文化
  • 第5章 国家インテリジェンスに学ぶ集合知の育て方
  • 第6章 熱中したコミュニケーションから学びが生まれる
  • 第7章 ソーシャルラーニングが会議を共有知にする


個人的に、この中で、特徴的だったのは、動画による学習効果を述べた第3章です。
なぜなら、自分で「YouTubeラーニング」をすでに始めているからです。



その他の章でも述べられている、「twitterによる学びの共有」
「各国秘密情報機関の集合知」などは、他の本で読んだことがあります。
それだけに、この章の印象が残りました。
(他の本とはおそらく【参考文献】にあげた本だったと。かなりあいまいな記憶…)



Googleスプレッドシートを「ラーニング」




以下の動画は、管理人が当ブログのほかに、運営している「おちゃらけミクロ経済学」
UPしているYouTubeです。内容は「Googleスプレッドシートの使い方」です。



経済学をテーマとしたブログで、より多くの読者の方に理解してもらうことを考えると、
表計算ソフトを使いながら、「読者自身の手で理解する」必要があると感じています。



そこで、ブログの本文とは、別にミクロ経済学の学習準備として、
Googleスプレッドシート(Web上の表計算ソフト)の扱い方に関する「学習用動画」を、
自ら作成しました。








「しゃべり上手」≠「教え上手」



本書に関する記事を書いている時期と、動画を作った時期では、少しタイムラグがあります。
そのせいか動画を見ていると、我ながらいろいろなことが、気になります。


  • 鼻水のすすり音
  • 咳払い
  • 不自然な間合い


など、普段TV慣れしている現代人からすると、突っ込みどころ満載の内容だと思います(泣)



しゃべりのプロ・アナウンサー

ロンドンチャレンジ沖縄ツアー / norio.nakayama




そんな素人感あふれる動画を投稿しているときに、本書と出会いました。
読んでいると、素直に励まされるような言葉が、たくさんあったと思います。
そのうち自分で「これは使える!」と思ったポイントを、3つほどポイントを絞って書き出します。


  1. 「できることから始めよう」→Googleスプレッドシートの使い方紹介はそれほど難しくない
  2. 「簡単なものを使おう」→YouTubeは誰でもすぐに投稿できる
  3. 「自分の言いたいことをはっきりと」→動画は全て3分以内。短いほど内容が印象的
(P109 第3章「ストーリーを共有すると仲間が見えてくる」より)



ごく個人的な経験ですが、「おしゃべりの上手い先生」が、
必ずしも、「教え方が上手い」先生ではなかった
ように思います。



自分自身が「お話のプロ」でないことを自覚しているせいか、奇妙な言い訳になりますが。
今年は、「しゃべり方」についても精進します(;´Д`A ```




【関連エントリ】


iTunes Uと大学教育 -Appleは教育をどのように変えるのか?


【参考文献】


ジェームズ・スロウィッキー 「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)みんなの意見は案外正しい


みんなの意見は案外正しい





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