誰でもはじめられる「YouTubeラーニング」のすすめ
本書の目次は、以下の通りです。
- 第1章 学びをめぐる変化の機運
- 第2章 オンラインコミュニティの流儀を取り入れる
- 第3章 ストーリーを共有すると仲間が見えてくる
- 第4章 マイクロシェアリングによる健全な文化
- 第5章 国家インテリジェンスに学ぶ集合知の育て方
- 第6章 熱中したコミュニケーションから学びが生まれる
- 第7章 ソーシャルラーニングが会議を共有知にする
個人的に、この中で、特徴的だったのは、動画による学習効果を述べた第3章です。
なぜなら、自分で「YouTubeラーニング」をすでに始めているからです。
その他の章でも述べられている、「twitterによる学びの共有」や
「各国秘密情報機関の集合知」などは、他の本で読んだことがあります。
それだけに、この章の印象が残りました。
(他の本とはおそらく【参考文献】にあげた本だったと。かなりあいまいな記憶…)
Googleスプレッドシートを「ラーニング」
以下の動画は、管理人が当ブログのほかに、運営している「おちゃらけミクロ経済学」で
UPしているYouTubeです。内容は「Googleスプレッドシートの使い方」です。
経済学をテーマとしたブログで、より多くの読者の方に理解してもらうことを考えると、
表計算ソフトを使いながら、「読者自身の手で理解する」必要があると感じています。
そこで、ブログの本文とは、別にミクロ経済学の学習準備として、
Googleスプレッドシート(Web上の表計算ソフト)の扱い方に関する「学習用動画」を、
自ら作成しました。
「しゃべり上手」≠「教え上手」
本書に関する記事を書いている時期と、動画を作った時期では、少しタイムラグがあります。
そのせいか動画を見ていると、我ながらいろいろなことが、気になります。
- 鼻水のすすり音
- 咳払い
- 不自然な間合い
など、普段TV慣れしている現代人からすると、突っ込みどころ満載の内容だと思います(泣)
ロンドンチャレンジ沖縄ツアー / norio.nakayama
そんな素人感あふれる動画を投稿しているときに、本書と出会いました。
読んでいると、素直に励まされるような言葉が、たくさんあったと思います。
そのうち自分で「これは使える!」と思ったポイントを、3つほどポイントを絞って書き出します。
- 「できることから始めよう」→Googleスプレッドシートの使い方紹介はそれほど難しくない
- 「簡単なものを使おう」→YouTubeは誰でもすぐに投稿できる
- 「自分の言いたいことをはっきりと」→動画は全て3分以内。短いほど内容が印象的
(P109 第3章「ストーリーを共有すると仲間が見えてくる」より)
ごく個人的な経験ですが、「おしゃべりの上手い先生」が、
必ずしも、「教え方が上手い」先生ではなかったように思います。
自分自身が「お話のプロ」でないことを自覚しているせいか、奇妙な言い訳になりますが。
今年は、「しゃべり方」についても精進します(;´Д`A ```
【関連エントリ】
iTunes Uと大学教育 -Appleは教育をどのように変えるのか?
【参考文献】
ジェームズ・スロウィッキー 「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)
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