2013年1月5日土曜日

中国人エリートは日本人をこう見る


比較しようにも基準が違いすぎ(泣)



中国人エリートは日本人をこう見る



昨年、中国との尖閣諸島に関する領有問題について、識者のtwitterを読んでいると、
何かの拍子に本書のタイトルが、目に飛び込んできました。



「この問題に関して中国人の方は、どう思っているのだろう?」
日頃、ひとつの問題について複数の視点を持つように、訓練している(つもり)の
管理人にとって、このタイトルは、心の琴線にふれました。




中国

China 2007 035 / BenBenW




教育だけでも受け止め方がぜんぜん違う




といっても中国は、面積が日本の約25倍、人口が10倍以上で、
日本人と考え方の比較をしようにも、容易ではありません。
(ウィキペディア 中華人民共和国について)




しかも、日本で戸籍といえば、1種類しかないものですが、
中国においてすべての国民は、農業戸籍(農村戸籍)非農業戸籍(都市戸籍)
2種類があり、生地によって、社会保障、教育、医療など受けられる
行政サービスがかなり異なるそうです(P136)。



そのせいか、、同じ「中国人エリート」でも、「教育と収入」に関する問題をひとつ取っても、
受け止め方が、ずいぶん異なるようです。



"中国社会では生まれた場所と親の収入によってほぼ運命が決まります。人生に一発逆転はあません。どんなにがんばっても、決して這いあがれないような仕組みになっている(湖北省出身28歳の男性)"
(P136 第5章「「日本人は幸せだ」と思うこれだけの理由」)

"文化大革命時代に青年期を送り不遇だった両親の世代と比べ、一定の能力と教育機会さえ与えられれば、いくらでもチャンスをつかめるようになった(福建省出身の26歳の男性)"

(P136 第7章 日本人が見ているのは「昔の中国人」です)



日中の違い~ツールと言葉について




管理人は、ふだん特に中国中国人の方を意識することはありません。
新聞・TV・Webの情報などで間接的に知る程度で、誰かに「領土問題ガー」と言われ、
本書を一読しても、気の利いたコメントをは思いつきませんでした。



従って、この記事では、ごく個人的で、ミクロな感想を述べていきたいと思います。



"日本人はエクセルがお好き?"
(P111 第4章「でも、日本人の仕事は細かすぎて…。」)


→最近、そうでもないです。細かくエクセルシートを作り込むヒマがないので、
罫線すら入ってない「エディタソフト」を愛用しています。
ほとんどの人には、こっちの方を見てもらってます。
どうしても表計算シートが必要なときは、エクセルではなく、
Googleスプレッドシートを使ってます。機能がシンプルで結構使いやすいです。



"「~していただけたら幸いです」に混乱する"
(P112 第4章「でも、日本人の仕事は細かすぎて…。」)


→スンマセン。Emailなどで、しょっちゅう使ってます。
直接、顔の見えない方と、コミュニケーションを取ることが多いので、
丁寧語(?)を用いた方が良いかと思ってました。
日本語の文法として、正しいかどうか考えたことは、ありませんでした。




というわけで中国中国人の方の考え方についても学ばねば
(あと「正しい」日本語表現も)。







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