カウカウファイナンスと帝国金融の必読書!
管理人は、漫画が大好きです。
本書を読んで、各作品の名セリフが思いだされます!
「民事やで。あくまで民事の範囲にしとかなあかんで」
(帝国金融の桑田さん他多数)
「山脇さん、こんなこと許されていいんスか?」
(黙秘中の丑嶋社長。生活安全課の刑事のからの取り調べ中にズボンをずらされる)
というのは、少し遊びですが、その他雑感を書きとめておきます。
1.法人擬制説と法人実在説の理解は難しい(P104)
- 法人擬制説→法人という人は、あくまで仮想概念なので、個人所得税と法人所得税は、それぞれに課税しても構わない。
- 法人実在説→法人も個人(自然人)も同じ人。個人所得税と法人所得税の2種類の課税は、 いわゆる「二重課税」
2.「最も重要な」法律行為(P148)
会社の営業部署で飛び交う、いわゆる「ケーヤクとってこい!」の契約のこと。
- 婚姻・養子縁組→身分関係の変動を示す法律行為
- 贈与・相続・金銭消費貸借→債権関係の発生、変更、消滅の法律行為
Red Wedding / Juan Antonio Capó
3.「隔地者に対する意思表示の効力時期」
- 到達主義→原則はこちら、意思表示の到達は、郵便投函、同居の家族に手交すればOK
- 発信主義→特別の場合はこちら。株主総会の招集通知など
※ちなみに電子上での消費契約などは、瞬間的に行われるため、
「隔地者(お互いが離れていること)」という概念自体が、ないそうです。
【関連エントリ】
社会人のための勉強法について~我妻先生と佐藤優さん
【参考文献】
青木雄二 ナニワ金融道 全10巻セット 講談社漫画文庫
真鍋昌平 闇金ウシジマくん コミック 1-24巻 セット (ビッグコミックス)
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