よくできた「市場」は「マネジメント」を上回るか?
以下のものは、いわゆる売りと買いの世界である市場で
取引されます。
- 「勝ち馬投票券」
- 「海産物全般」
- 「株式」
「勝ち馬投票券」は、JRAで、
「海産物全般」は、築地市場で、
「株式」は、東京証券取引所で、
それぞれ売買されています。
もちろん、これらの売りと買いを行う市場参加者は、取引利益を得ます。
DSC_0520 / nikunoki
ですが、より手堅く利益を得るのは、
実は、「賢い市場設計者(胴元)」です。
管理人は、そんな設計者に憧れて、本書を手に取りました。
副題にあるとおり、
- 政府の度重なる嫌がらせにもめげない原始的なバザール
- 第二価格封印入札オークション
- 中国の人民公社
- ソビエト連邦の中央計画経済
などなど、読者をひきつけてやまない、トピックスが満載です。
著者は決して感情に任せない書き方しているので、
読みこなすには、時間がかかります。
ですが、初学者用のクルーグマンや
マンキューのミクロ経済学を
理解していれば、読むスピードは、早められます。
ついでにこちらのブログもよろしくお願いします。
これを読めば、この本について理解が深められます(笑)
おちゃらけミクロ経済学(ブログ)
参考書籍:
ジェームズ・スロウィッキー「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)
ポール クルーグマンクルーグマン ミクロ経済学
N.グレゴリー マンキューマンキュー経済学〈1〉ミクロ編 東洋経済新報社
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