通信技術の発達で出会う「人間性」の解剖
インターネットなど、20世紀から21世紀にかけての、通信技術の発達の恩恵に浴して、
発展したサービスについて、現代的な例を挙げると、
- coconala(ココナラ)→「得意で広がるワンコインマーケット」
- Abilie(アビリエ)→「知識・スキルを売り買いできるマーケット」
- CAMPFIRE(キャンプファイヤー)→「夢やアイデアを実現できるクラウドファウンディング」
というサービスがあるでしょうか?
一見、管理人のように、つい最近、Webの世界に飛び込んだ人間からすると、
突然、目の前が開け、「世界が広がるような気分」がします。
ですが、本書を読むと、
そんな気分を味わったのは、21世紀の日本人だけはありません。
19世紀の欧米大陸で、すでに、ごまんといました。
"電信回線は、国際的な生活の神経、出来事の知識を送り
誤解の原因を取り除き、平和と協調を世界に広める"
(P96「モールス信号」発明したサミュエル・モールスを賛辞した言葉)
世界中でインターネット! / rch850
新しい技術が導入されるときの人間の、
- 熱狂
- 期待
- 懐疑
- 好奇心
- 珍奇な逸話
- ビジネスへの応用
など、エピソード満載で描かれています。
そんな目線で読むと、本書で登場する、
テレグラフやモールス信号などの通信技術は、前世紀の遺物ではなく、
人間実験を行うための、「最先端技術」のような感じがします。
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