2012年11月5日月曜日

ヴィクトリア朝時代のインターネット


通信技術の発達で出会う「人間性」の解剖



ヴィクトリア朝時代のインターネット



インターネットなど、20世紀から21世紀にかけての、通信技術の発達の恩恵に浴して、
発展したサービスについて、現代的な例を挙げると、









というサービスがあるでしょうか?




一見、管理人のように、つい最近、Webの世界に飛び込んだ人間からすると、
突然、目の前が開け、「世界が広がるような気分」がします。




ですが、本書を読むと、
そんな気分を味わったのは、21世紀の日本人だけはありません。
19世紀の欧米大陸で、すでに、ごまんといました。





"電信回線は、国際的な生活の神経、出来事の知識を送り
誤解の原因を取り除き、平和と協調を世界に広める"

(P96「モールス信号」発明したサミュエル・モールスを賛辞した言葉)





世界中でインターネット!

世界中でインターネット! / rch850





新しい技術が導入されるときの人間の、




  • 熱狂
  • 期待
  • 懐疑
  • 好奇心
  • 珍奇な逸話
  • ビジネスへの応用



など、エピソード満載で描かれています。



そんな目線で読むと、本書で登場する、
テレグラフモールス信号などの通信技術は、前世紀の遺物ではなく、
人間実験を行うための、「最先端技術」のような感じがします。







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